2010年3月27日土曜日

【参考】ガイヤの知性


■現在、中学2年生の国語の教科書には映画監督龍村仁著の「ガイヤの知性」という作品が掲載されており、象や象使いについて子どもたちが学んでいる。

■ここでいうガイヤとは地球のこと。

《「ガイヤの知性」の内容 中山主観》

■人間の4倍の容量の脳を持つ象は人間に使われているのではなく、自分よりも低い人間の能力に合わせて芸を習得している。

■象とともに生きる象使いは象を知的欲求の対象としてではなく、畏敬の念を抱き、象から「大切な何か」を学ぼうとしている。

■マンモスや恐竜などからだの大きな生物は自然に順応できずその進化の中で必ず滅亡する運命にある。しかし、象と鯨はその運命に逆らってまで存在し、人間に大切な何かを伝えようとしている。

■人間の自然に対する関わり方を「攻撃的」とし、対して象の自然に対する関わり方を「受動的」としている。象は自然を理解し自然に合わせて生きている。しかし人間は自然を自分のものにしようといつも攻撃的に接している。

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